ソーシャルアート・プロジェクツ Social Art Projects & ひびきの村 Anthroposophical Community HIBIKINOMURA ミッションステートメント
創造的活動を通して、真の人間理解を深め、一人一人がそれぞれのあり方でイキイキと輝ける社会づくり

オイリュトミー Eurythmyとは ? 

オイリュトミーは、20世紀初頭に活動した思想家、ルドルフ・シュタイナーの全人的人間観から生まれた新しい運動芸術である。「全人的」と言う言葉に現されているようにオイ リュトミーの動きは身体と内面性すなわち知情意の働きをつなぐ橋渡しの作用する。舞踊(ダンス)と区別するためにあえて運動芸術と呼ぶのは現代に至る欧米 の一般的な舞踊潮流が身体の卓越した技術と感情表現に重点を置いているのに対して内面とつながった身体性と、知情意という3つの力全てを内包する心の表面を目指すことによる。

 オイリュトミーと言う名称がギリシャ語に由来し「調和した美しいリズム」の意であることにも、この動きの性格が表れている。 このような動きを生じさせるオイリュトミーの動きの源泉は、身体性ではなく、言葉と歌に求められる。言葉と歌は、一面では人の内面の表出であり、他面では外界への反応である。内からと外からの動きが行き交うところに生じ、人を外の世界と自分の内面と結びつける。

 『オイリュトミーが育むこころとからだ』秦理絵子著 水声社 からの抜粋 

 

 1912年にルドルフ・シュタイナーによってつくられた新しい身体芸術。オイリュトミーには四つの分野があります。舞台芸術をメインとした芸術オイリュトミー、こどもの発達段階で行われる教育オイリュトミー、医療現場で使われるオイリュトミーセラピー、会社や組織で使われる社会オイリュトミーがあります。 

 現在フルタイムで行っている世界を変えるオイリュトミートレーニングでは、オイリュトミーの基本となる芸術オイリュトミーが基本です。ピアノを使った音楽オイリュトミー、詩を使った言葉のオイリュトミーです。舞台での発表も随時行っています。 

 

ソーシャルオイリュトミー(社会オイリュトミー)を使ったさまざまなワークショップ、コンサルタントも全国で実施しております。

 

関倫尚(みっちーSun) 略歴 

国立弘前大学教育学部卒業後、 

2001年エマーソンカレッジへ渡英。英国エマソンカレッジにて3年半学ぶ。

2004年英国グラスハウスアートカレッジにて、アスペルガーの子どもと共に暮らし、キャンプヒルで働きながらオイリュトミーディプロマ取得。

2009年帰国、いずみの学校で働く。

2010年オランダ、エジプトでの社会オイリュトミーの研修を経て、アンナマリーエーリッヒ氏よりソーシャルオイリュトミストのディプロマ取得。

2011年ソーシャルアート・プロジェクツを夫婦で設立。

現在ひびきの村での講師活動、会社やコミュニティーでの社会オイリュトミーを使った研修を行っている。

 

ソーシャルオイリュトミーとは ? 

 ソーシャルオイリュトミーとはアンナマリーエーリッヒ氏が60歳の時(2023年3月23日に97歳に!)にオイリュトミーを使って、企業での問題解決をするのが始まりでした。コカ・コーラや郵便局、サッカーチームや映画会社でコミュニケーション能力の向上、マネージメント、健康促進、チームワークなど実績を上げています。

 オイリュトミーを教えるというよりは、オイリュトミーをとおして、その人や団体、共同体が必要なことに気づかせ、問題可決への糸口をみつける助けになっています。

 このソーシャルオイリュトミー指導者になるための訓練は、4年間のオイリュトミーを終えた後、2週間オランダ、そして4週間エジプトのセケムというところで、実習を含めて行います。 

 

さまざまなニーズに合わせてワークショップ並べにコンサルを行います。

ニューリーダシップエクササイズ

フレキシビリティーエクササイズ 

コンピューターネットワークの仕組みを体験

コーヒーエクササイズ

スクエアエクササイズ

 

トランスフォーミングエクササイズ 思考から行動へ

今までは、教えられたことを理解して効率よく実行する人材が求められていました。これからは、主体的に考え、創造的に行動できる人が求められてきています。工場や会社で働くという時代から、なにかを自分で生み出し、それが人を感動させたり、社会の中で役にたったりへと変化しています。。 そのような中で今回は、思考から行動へというエクササイズを英語の詩を通してやっていきます。いろいろなよい発想や考えをどのように実行へ移すのか。考えていることと実際の行動をどのように一致させているのかということを、ボールをつかったオイリュトミーで体験します。ソーシャルオイリュトミーは、オイリュトミー愛好家、オイリュトミストはもちろんですが、更にRシュタイナーやオイリュトミーを知らない方も交えて、共に、オイリュトミーを通してグループワークしていける新しい分野です。 

 

関 倫尚(みっちーSun) 

 

略歴1995年、弘前高校卒業。

 

1999年、弘前大学教育学部卒業、小学校教員免許取得。

 

2001年、渡欧、英国・R.シュタイナーカレッジ「Emerson College」にて、Taking Steps in English Course(ミニ基礎コース)、Foundation Course(アントロポゾフィ―基礎コース)、Spirit of English Course (精神英語コース)、Art of Education Course(ヴァルドルフ教員養成・クラスティーチャーコース)修了。

 

2004年、英国・Glasshouse Art Center *(Glasshouse Collegeと併設されているオイリュトミー学校)へ。 2008年 4年間のオイリュトミートレーニングを終え、Deploma 取得。Camphill Houses in Stourbridge で障害者と共に生活しながらサポートする。

 

2009年 北海道シュタイナー学園いずみの学校で教師として働く。

 

2010年 Eurythmy in Working Place in Holland(ソーシャルオイリュトミーコース・オランダ)Eurythmy in Working Place in Sekem in Egypt.(同じく、エジプト)終了によって、ソーシャルオイリュトミストの資格をアンナマリーエーリッヒから取得。 

 

2011年 Social Art Projects設立、ソーシャルオイリュトミストとしての道を選ぶ。

現在 ひびきの村の講師、アグリシステム会社でのコンサルタント、十勝シュタイナーカレッジ講師、札幌、伊達市、豊浦市、江別市、青森県、東京、奈良、大分などでワークショップを行っている。

 

*Glasshouse College‐16歳から22歳位のアスペルガーや学習障害などを持つ子供たちのための、ガラス工房やフェルト、乗馬、農業など約50のワークショップから選択して学べる3年間のカレッジ。 


ソーシャルアート・プロジェクツ代表 関 麻依子
 
ソーシャルアーティスト 
MICHO・マイコ

略歴 14歳から22歳まで滋賀県にある、絵画道場「湖色会」にて道場主・澤居龍介氏(東京藝大油絵科卒。画家)に師事、同じ頃、母がシュタイナー(幼児教育)に出会う、ガールスカウトの研修旅行で初海外、ドイツとスイスへ行く。1999年、大阪成蹊女子短期大学デザイン美術学科卒業、中学校教員資格(美術)取得。 2001年、エール㈱退職後22歳の時に画家を志して渡欧、 2006年までに50カ国以上10代〜80代までの方々がいる英国のフルタイムのRシュタイナー・カレッジ『Emerson College』にて、 Taking Steps in English Course(ミニ基礎コース)、 Visual Art Course(アート基礎コース)、The  Spirit of English Course (アンドリューウォルポート氏の精神英語コース)、 Foundation Course(アントロポゾフィ―基礎コース)、 Sculpture Diploma Training(彫塑・立体造形&アート・3年間訓練コース・ディプロマ取得)、 Pedagogical Sculpture Course(1~12年生粘土造形・彫塑&高等部・美術におけるヴァルドルフ教員養成) 修了。 2007年から英国のキャンプヒル共同体に勤務。 2009年に帰国。 北海道や愛知にて、シュタイナー学校で美術や英語の専科、高等部の美術や美術史のメインレッスンや、第2・7年期の親子(大人と子供)クラス担任、フルタイムのシュタイナー・カレッジで、AE(Art & Eurythmy/アート&オイリュトミー)コースやNAA(Nature/Art/Anthroposophy/自然とアートとアントロポゾフィー/シュタイナー教員養成1年目)やTT(Teacher Training/シュタイナー教員養成2年目)コースのコースリーダーをつとめるかたわら、2011年、事業『ソーシャルアート・プロジェクツ Social Art Projects』を起こし、アートの日常化・意識化を目指して、大人のためのワークショップや講演、連続講座、コース、フルタイムトレーニング等を北海道を中心とした全国の様々な個人・団体・グループと行っている。普遍アントロポゾフィー協会精神科学自由大学会員。NPO法人人智学共同体ひびきの村運営理事講師、現在ミカエルカレッジ世界を変えるオイリュトミートレーニングにも参加中。2021年3月〜認定予祝講師。



関 倫尚(Michitaka Seki )
ソーシャルオイリュトミスト みっちーSun


1995年、弘前高校卒業。 1999年、弘前大学教育学部卒業、小学校教員免許取得。 2001年、渡欧、英国・R.シュタイナーカレッジ「Emerson College」にて、 Taking Steps in English Course(ミニ基礎コース)、 Foundation Course(アントロポゾフィ―基礎コース)、 The Spirit of English Course (精神英語コース)、 Art of Education Course(ヴァルドルフ教員養成・クラスティーチャーコース)修了。 2004年、英国・Glasshouse Art Center (*Glasshouse Collgeと併設されているオイリュトミー学校)へ。 2008年 4年間のEurythmy Diploma Training(オイリュトミートレーニング)を終え、ディプロマ取得。 Camphill Houses in Stourbridge(シュタイナー福祉施設)で障害者と共に生活しながらサポートする。 2009年 北海道シュタイナー学園いずみの学校で教師として働く。 Eurythmy in Working Place in Holland(ソーシャルオイリュトミー<働く場におけるオイリュトミー、ビジネスにおけるオイリュトミー>コース・オランダ)Eurythmy in Working Place in Sekem in Egypt.(同じく、エジプト)終了によって、2010年 ソーシャルオイリュトミストの資格をアンナマリーエーリッヒから取得。 2011年 Social Art Projectsスタート。ソーシャルオイリュトミストとしての道を選ぶ。 現在、北海道ひびきの村・シュタイナーカレッジでコースリーダー、講師をする他、ワークショップやフルタイムコース、各グループや企業に向け、芸術オイリュトミーやソーシャルオイリュトミー・コンサルティングを行っている。 2013年8月より、十勝のアグリシステム株式会社にて、ソーシャルオイリュトミー、芸術体験、ヴィジョンメイキングのコンサルタントを行っている。2019年〜ひびきの村ミカエルカレッジ「世界を変えるオイリュトミートレーニング」コースリーダー。普遍アントロポゾフィー協会精神科学自由大学会員クラスホルダー。NPO法人人智学共同体ひびきの村運営理事講師。


*Glasshouse College‐16歳から22歳位のアスペルガーや学習障害などを持つ子供たちのための、ガラス工房やフェルト、乗馬、農業など約50のワークショップから選択して学べる3年間のカレッジ。